僕の白雪姫
そして
大きく輝いた目でこっちを見てくる。
「いい奴なんだな!!」
なんだこの眼差しは!!
人には見えない
オーラが俺には見える。
なんて……
輝いたオーラなんだ―ー!!だが今の俺には
悪いオーラだ……。
なんでこんな俺が嫌な奴が俺をいい奴だと思うわけ?意味不だ……。
龍から目を離して
青ざめた顔で陸斗を見る。
「友達になってやれ!!」
陸斗も目を輝かせてこっちを見て手は親指を立てて
gooとしている。
なんなんだお前〜!!!
なんか裏切られたみたいだ……。
ため息を一つ吐くと俺を掴んでいた龍の手がパッと離れて肩が軽くなる。
そしていつの間にか
陸斗の両腕をがっしり掴んで今度は陸斗に輝いた目を向けている。
「あなたはケンカで超強いって全国で噂の陸斗さんですか!?」
損なわけないだろ!?
全国とかありえないだろ!!
「そうだよ…!!」
陸斗は龍がおもいっきり掴んでいた手をスルリとすり抜けて龍の肩を優しく叩いた。
つかありえね〜だろ!!
お前が全国で噂の陸斗のわけねぇし!!