僕の白雪姫


さすがだな……
あのプライド高い零が土下座するだけあるな。




少し納得。





「零って友達選び上手いんだな」





にこやかに笑っていると零がこっちを向く。






「下手だし?」





「なんで?」





「お前が友達だから」






「なんか俺ってダメな友達みたいじゃね?」





「そうだろ」





ちょっとムカ……





でもなんか久しぶりに零の笑顔見れた気がする。




笑いながらじゃれあっていると陸斗の家の前につく。




「陸斗〜」





俺が呼ぶと当分たってから陸斗が出てきた。




まぁ陸斗は1人暮らしでマンションだから呼んでも来ないんだけど……。






「なんだ〜いたの?電話してくれたら行ったのに〜」



「そうなの?てかお前の名前叫んでたし」





それを言うと恥ずかしそうな顔で言ってくる。





「やめろよな…」






バシンッと叩かれ身体がよろめく。



こいつマジで叩きやがったな……。
陸斗を睨んでいると「早く中入りたいんだけど」っと零がそう言ってきたので陸斗を睨むのをやめて陸斗の部屋に向かうことにした。







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