僕の白雪姫


「英文なんか書けるか!」




「だよな…」





陸斗はシャーペンを投げ飛ばし机に顔を押し付けいる




あれからなんとか
ひーくんを説得して反省文10まいから
5まいにしてもらってシブシブ反省文を書いている。




「普通の反省文なら毎回同じようなこと書いといたらいいだけだから楽なんだけど…」





「わかる〜その気持ち…てかお前反省文何枚書いてんだよ?」





「ん〜百枚以上ぐらい☆」




陸斗がちょっと女の子みたいな可愛らしい態度をとったのでついゾッとしてしまった。





てか正直キモいし…。





「キモいからよせ…てかさっきから零…全く会話に入ってないじゃん」





「ああ、確かに!何してんだよ?」





陸斗が話しかけとも
零は無視。
ただ黙々と俺たちに背を向けて何かをしている。





俺は陸斗と目を合わせ
二人同時に後ろから零が何をしているのか覗き込む。




それを見て俺たちは
ギョッとした。





「お前いつの間にこんなにしてんだ!」





「おい!」





零が黙々としていたことは一人頑張って英文で反省文5まい書いていたらしい。




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