僕の白雪姫
と…
とにかくだ!
零の初恋を叶えるために
俺がしっかりしないとな!
「よし!じゃあどうやって愛美ちゃんと零を引っ付けるかまず考えよう!」
「…」
零は恥ずかし過ぎてなのか何も言わなくなってしまった。
「おー!!」
さっきまで
ハエが飛ぶ音ぐらいに
ちっさかった声は今では
いつもの陸斗の声に戻っていた。
立ち直り早いな。
それから
英文の反省文を書くのを
忘れ黙々と作戦を考えていた俺たちは
零以外
鬼のひーくんつき
&
地獄の説教
&
英文の反省文
10まいに増やされたのは言うまでもございません。