僕の白雪姫
「じゃあまたな」
「うん、バイバイ!」
そう言って
俺がさっき出てきた薬くさい病院に入っていった。
病院に行くって…
なんか具合悪いのかな?
最近学校やすんでるし…
ちょっと
後つけてみよっかな?
俺は朱李のことが
気になったから
後をつけることにした。
思えば
俺が朱李の後をつけたりしなかったら
姫も朱李も俺も…
苦しまないでよかった。
朱李の後をつけて
たどり着いた先は…
「姫の病室?」
姫は足を誰かに
ボロボロにされてから
病室を変えられ
個室になった。