僕の白雪姫


俺は、
陸斗の人差し指を
じっと見てから
後ろを見る。

「あっ…!!」

俺は、つい
声がでてしまった。

陸斗が指を差した
さきにいたのは、
白雪 姫だった。

白雪 姫…ちゃんは、
女の子たちと
笑顔で
何かを話している。

笑顔も可愛いな〜…。
そんなことを
考えていると
顔の筋肉がゆるむ。

「おい。
その顔やめろ」

零が睨みながら
言ってくる。
零の睨みは、
陸斗より最強だ。


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