僕の白雪姫


今でもこんなに
姫のことを思ってる。








大好き。








でも








姫には
俺のことを嫌いになっていて欲しいんだ…。








大好きだから
傷つけた。








大好きだから








俺のこと
嫌いでも
最悪とか思われても
姫の口から俺の話が出ただけで幸せだ…。








「はぁ…」








「連時…最近元気ないけど…どうしたの?」








姫のこといろいろ考えてたらもうお昼休み。








朱李はため息ばっかりついている俺のことを心配してくれているらしい。








「なんでもないよ…?」








「そうかな?」








まだ何かを言いたそうだった朱李の唇にキス。








それ以上に
何か言われるのが
ちょっと嫌だった…。








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