僕の白雪姫
「なんでキスしたの…?」
「そんなの…キスしたくなったからに決まってんだろ?」
心配そうな顔をしている
朱李を優しく抱きしめて
頭を撫でる。
抱きしめると
少し震えてる朱李。
きっと朱李は
俺が姫を守るために付き合ってるってことに気付いてると思う。
だけど
俺と別れるのが嫌なんだ…
きっと朱李は
自分のした過ちがどれだけ重いかをわかってる。
お姉ちゃんを…
姫を殺そうとしたんだから…。