僕の白雪姫
「朱李…大好き…」
「…」
朱李は黙ったまま
俺の腕の中で頷いた。
「連時…私…」
朱李は俺に何か言おうとしたけどなにも言わずにおるから離れる。
「なんでもない!
もうすぐチャイムなるから教室戻ろっか」
そう言う朱李は
立ち上がってから
俺の方を一度も見なかった
教室に帰ると
衣希がいた。
「あれ?なんで李希がこの教室にいんだよ?」
「あんたに用があるからに決まってるじゃない…」
なんか…
いつもと李希の雰囲気がいつもて違って女の子らしくなかった。