僕の白雪姫
「いいの別に…
私どうせモテるから違う男捕まえるわ!」
「そっ…か…」
それはそれで
悲しいような気がする。
「それじゃあ…
今までどおり友達ってことでいいよね?」
「全然いいよ!」
そう言って
俺と衣希は握手をして
衣希は先に教室に戻って行った。
俺はどうせ自習だから
屋上でサボろ…。
「あぁ…疲れた…
モテる男は辛いな…」
衣希…
きっと衣希は
いいやつ見つかると思う。
男か女か知らんが…
きっと幸せに
なれるはずだ…。
こんな俺を好きになってくれてありがとう…。