僕の白雪姫
「連時くん…」
は?
今…なんて…?
「そっか…やっぱりね…
だってさ…
連時くん♪」
「えっ!いたの!?」
えっ!
気付いてたの!?
ゆっくり机のしてから出て
姫の方を見る。
顔が熱い…。
熱すぎて
死んじゃいそう…。
姫の方も
顔が真っ赤になっている。
「いつから気付いてた?」
「入った時から…」
「〜っ!」
恥ずかしい!!
「なんで言ってくれなかったのよ!」
「さぁ…
じゃあ俺行くから…」
そう言って
龍は部屋から出ていった。
龍が出ていって
気まずい空気が流れる。
勇気を出して
俺から話すことにした。
「あのさ…本気で俺のこと好きなの?」