僕の白雪姫
姫の体がピクッと動く。
「好きだけど…なにか?」
まじで…?
ホントに?
嘘じゃないよな?
夢じゃないよな?
バチンッ
「えぇ!?」
イテテッ…
夢じゃないか
確認するために
自分の頬をおもいっきり
叩いたら…
痛かった。
てことは…
現実ってことだよな?
めっちゃくちゃ嬉しい。
まさか姫から
告白されるなんて…
「あの…大丈夫?」
近くによってきた
姫が水で濡らしたハンカチで俺が自分で叩いた頬を
優しくハンカチでふいてくれた。