僕の白雪姫
だけど
俺が姫に本気で
好きになってしまい
姫の気持ちが
揺れないうちに
俺に諦めてほしいらしい。
俺は、
はじめ否定していた
本気で好きに
なんた姫を諦めるなんて
簡単に出来るはずがない。
だが零も諦めなかった
いつもプライドが
高い零が
床に手をつき
土下座して言ってきた。
「頼む!!
俺は、龍が悲しむのが
嫌なんだ!!
お願いだ……
諦めてください」
なぜ親友のために
土下座までして
頼んでくる
零の姿に耐えきれず
俺は、
縦に首を動かした。