僕の白雪姫
こんなに
愛してるのに
振り向いてくれない君。
遠くで見るしか出来ない。
心臓が痛い。
苦しい。
悲しい。
グサグサ
チクチク
こんな音をたてて
俺の心を刺してくる。
俺は、思う。
もしも姫が
幸せならば
姫の笑顔が見れるなら
俺は、遠くで
永遠に見守る。
そして俺は、
朱李を
悲しませないように
頑張る。
そう思いながら
目を閉じて
目の裏側には、
姫の姿を思い浮かべて
朱李を姫だと思いながら
朱李をギュッと
強く抱きしめていた。