ほどよい愛


温かさと居心地の良さの中で目を覚ました。
夕べの名残が痛みとけだるさ、そして嬉しさを感じさせる。
かなり激しく愛された記憶がよみがえり一瞬恥ずかしさで体が熱くなるけれど、まだ恭汰の腕の中にいる事に気付くと、自然に体を寄せてしまう。

これまで抱えていた不安が押し寄せてくるのを待っても、やってこない…。

恭汰の腕の中にいられる幸せしか感じない…。

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