ほどよい愛
「……そりゃ、ちょっとした変更なんかじゃねえだろ。耐力設計もっかいしなきゃ、だろ」
「あ、やっぱりそうよね。そう言ったんだけど私みたいなインテリア担当が何言っても説得力なくて。お願いだから、一緒に来てビシッと言ってやってよ」
「はあ~。やっと落ち着いた週末だと思ってたのになあ。くそ」
なげやりな俺の言葉。長い付き合いの結衣には慣れたもんで。
「じゃ、詳しい事は明日会社でね。チケットは一緒にとっとくから」
「おう。…お前の最後の仕事だからな。ビシッとやってやるか」
「きゃあ、相模くん格好いい!雅樹の次だけど」
「はは。雅樹にもよろしくな」
「了解。じゃ、二次会楽しんでね」
携帯をポケットにしまうと、横でなにげに会話を聞いていた聡。
「明日札幌ですか?」
「あ、やっぱりそうよね。そう言ったんだけど私みたいなインテリア担当が何言っても説得力なくて。お願いだから、一緒に来てビシッと言ってやってよ」
「はあ~。やっと落ち着いた週末だと思ってたのになあ。くそ」
なげやりな俺の言葉。長い付き合いの結衣には慣れたもんで。
「じゃ、詳しい事は明日会社でね。チケットは一緒にとっとくから」
「おう。…お前の最後の仕事だからな。ビシッとやってやるか」
「きゃあ、相模くん格好いい!雅樹の次だけど」
「はは。雅樹にもよろしくな」
「了解。じゃ、二次会楽しんでね」
携帯をポケットにしまうと、横でなにげに会話を聞いていた聡。
「明日札幌ですか?」