ほどよい愛
資料室でかなり落ち込みながら、資料を探してると、自然に思い出してしまうのは。

この前恭汰とここでキスした時。

「……」

あの時はたくさんキスマークをつけられてびっくりしたけど、恭汰に私は特別に思われてるのかなぁって密かに嬉しかった。

この週末一緒にいなかったし、私の体にはもう赤い花は咲いてない…。

「…はぁ…」

寂しい…。
こんなに寂しいなら週末恭汰と過ごしてれば良かったな。


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