私の先生③15才のチカラ
あの時の先生とお母さんに、お前ぐらいの強さがあったら、なにもかも違っていたはず


でも…そしたら、お前は生まれていなかったんたぞって



息子は、誰がお父さんでも僕はお母さんのところに生まれて来たって…無茶苦茶な事を言う


お前のその自信はどこから来るんだって先生笑ってた


お前、どんだけお母さんのこと好きなんだって笑ってた


そしたら、息子は、

まあ先生には負けるけど…って


私も先生もこの年で真っ赤になってしまった


先生はグーで息子のお腹をパンチする真似をした


息子も逃げながら笑ってた
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