私の先生③15才のチカラ
ピアノがある


先生弾いてみてって言ったら


いいよって



懐かしく、心地良い響き…



あの頃に戻れるような気がした



手を止めた先生…



なあ、俺たちあの頃に戻れないのかな…って


お前は守られて幸せに暮らしてると思っていた…だから俺は、黙って見守るって決めてた

でも今のお前は…


もうお前は、自分の気持ちをしまいこまなくていいんだ

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