私の先生③15才のチカラ
こんな穏やかで温かい気持ちでいられるのは久しぶりだった


娘が眠って、バルコニーへ出た

風が気持ちいい


あの時と同じ夜景…


こんな日が来るなんて思えなかった


すると、壁を挟んだ隣のバルコニーから


起きてるのか?って先生の声


うん、子供達寝た?


寝たよ


そっか、先生、ありがと


何が?


なにもかも…


三人ともいい子に育ってる
お前はすごいよ



私なんか子供に教えてもらう事の方が多いんだよ



< 47 / 55 >

この作品をシェア

pagetop