私の先生③15才のチカラ
20年目の春…
私たちでは越えられなかったあの日


15才の息子の真っすぐな思いが私たちを動かした…




新しい生活が始まった



長男は相変わらず寮生活


私たちは、同居はせず、週末を一緒に過ごした


下の二人は、お兄ちゃんは先生と学校でいつも一緒だから、ずるいって、しょっちゅう言ってた


家族が集まると


いつも、先生と次男と娘のピアノの音と笑い声が響いていた


長男は勉強を見てもらって、何でも全部先生に相談してて、私は知らないことばかりだった




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