彼等・彼女等の事情


「あっさみセンパーイ!遅いじゃないですか。」


あさちゃんに抱きつくのは1年下の和哉くん(ちなみに私達は高2です。)


「和哉!人前で抱きつかないでよ!!」
「え-なんでですか-?」


…とりあえず大変そう。



「はーる。はるの席はこっち」


私の席にはカレーが用意されていました。
私がカレーをみたことに気づいた優は、


「はるはカレー好きだったよな?」
「うん!!ありがとうね」


優は、はにかみながら髪をいじる。優の照れた時のくせ。


優のこういう所が大好き。


だからアレのことは絶対言えない。
優が心配するから。





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