アタシの歌を聴きなさい!





ドンっ!!




『ぬあっ!』



馬鹿だ…

下を向いて歩いてたっ



どうやら誰かと、ぶつかってしまったようだ。






『ごめんなさい…』


アタシは、ずれかけたメガネをなおしながら前を見た



『“ぬあっ”…って!あはは』




そこには、夏なのに

目深にかぶったニット帽、メガネ、マスク

…とゆう若干怪しげな人。



その人は、アタシが驚いた時の声を笑っていた。



は…恥ずかしい…





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