ぶり女となりやん
学校がおわり
私は三村と家まで
一緒に行った。


「昨日どうだった?」

クールな三村は
興味なさそうなかんじで
聞いてきた。


「…なんかびっくりだった」

私は空をみた


「なにがっ?」

三村も空をみた。


「なんかねっ…初めて会ったのに、すごく普通に話せて…リードしてくれるし…意外にやさしいし…」

「はいっ、のろけはそこまで、着いたよっ」


目の前には
でかい一軒家があった

「うわあ〜っ大きい〜」


「…やっぱぶり、」


そういって歩いていった


…黙りやがれっ



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