ぶり女となりやん
とりあえず私たちは
コーヒーを飲むことにした


「ブラックで、お前は?」


「ええ〜っと、オレンジジュースで、」


そういうとまさとさんは
ぷっと吹き出した。


「有名なカフェでオレンジジュース?最高だなっ」


完全になめてる…


「んで、今日どうする?」


足をくんで
ニット帽をはずした


「何も決めてないのっ!?」


「決めてるけどとりあえず聞いてみた」


なんだそりゃっ


ずっこけそうに
なりながら突っ込む。


「どこいくのっ?」


「秘密だっ、」


「お待たせしました、」


微妙なとこで
店員さんが持ってきた


オレンジジュース
めっちゃ美味しそう…

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