元カレ教師
「おっつかれ!」
未来がいつもみたいにあたしの所に寄ってくる。
「マジで疲れた~」
「妃奈今回はガチだったもんね。
どうしたの?
単位余裕だし、推薦に困る成績じゃないでしょ?」
「いや、ちょっと色々あって。」
「そうなんだ。
ね!
それよりさ、帰りご飯行こう!!」
本当にいつも通りだな、未来。
「良いよって言いたいけど、今日お金無い。
ご免!!」
「じゃあ驕るから!」
「え!?」
「だからご飯行こう!」
「…珍しいね、未来がそんなの事言うなんて。」
「今日は妃奈とご飯行きたいの!!」
何かあったのかな?
「いいよ。
お金、今度返すね。」
あたしは帰る用意をして久しぶりに未来とのランチに向かった。