先輩★内緒の片思い
しかし、ボールは戻ってこない。
岸谷先輩は、一人でオーバーの直上パスを始めた。
あれ?
私の体勢が崩れていたから?
かなり走って移動しちゃったから、元の位置に戻るため?
私はボールから目は離さずに、少しずつもといた場所に移動した。
しかし、私が定位置についても先輩はパスしてこない。
岸谷先輩、どうするつもり?
もう終わり?
判断がつかなかったので、いつボールが飛んできてもいいように、構えをとかぬまま見ていた。
すると、岸谷先輩がボールから目を離さずにつぶやいた。
「河野、やるなあ」
岸谷先輩は、一人でオーバーの直上パスを始めた。
あれ?
私の体勢が崩れていたから?
かなり走って移動しちゃったから、元の位置に戻るため?
私はボールから目は離さずに、少しずつもといた場所に移動した。
しかし、私が定位置についても先輩はパスしてこない。
岸谷先輩、どうするつもり?
もう終わり?
判断がつかなかったので、いつボールが飛んできてもいいように、構えをとかぬまま見ていた。
すると、岸谷先輩がボールから目を離さずにつぶやいた。
「河野、やるなあ」