先輩★内緒の片思い
私と武内は前の列に並んで座り、打ち合わせを始めた。
こっちも本当にやらなきゃいけないことなんでね。
音楽は武内に任せることにして、対人のパスの順番やダンス的な演出について、簡単な図をメモに書きながら話を進めた。
すると、葉子さんが興味を示してきた。
「それ、さっきからなにやってるの?」
「ああ、実は……」
武内が説明すると、一緒に聞いていた運転席の岸谷先輩があきれた声をあげた。
「変わったことするなあ」
「そうですか?
でもこれ、もともと、岸谷先輩と阿部先輩の対人を見て思いついたんですよ」
武内がそう言うと、岸谷先輩は眉間にしわを寄せた。
「まじかよ」
こっちも本当にやらなきゃいけないことなんでね。
音楽は武内に任せることにして、対人のパスの順番やダンス的な演出について、簡単な図をメモに書きながら話を進めた。
すると、葉子さんが興味を示してきた。
「それ、さっきからなにやってるの?」
「ああ、実は……」
武内が説明すると、一緒に聞いていた運転席の岸谷先輩があきれた声をあげた。
「変わったことするなあ」
「そうですか?
でもこれ、もともと、岸谷先輩と阿部先輩の対人を見て思いついたんですよ」
武内がそう言うと、岸谷先輩は眉間にしわを寄せた。
「まじかよ」