先輩★内緒の片思い
「一体どこに行っちゃったのかしら。
卓が家を出たときはまだ雨は降っていなかったと思うのよ。
どこかで雨宿りしているだけならいいんだけど。
もし、川にでも落ちていたら……
まさか、誘拐とか……
私が居眠りなんかしなければ……」
母は蒼白だった。
私も聞きながら、背筋が寒くなってきた。
卓。
どうしよう。
どこ行っちゃったんだろう。
一番冷静だったのは岸谷先輩だった。
「お話はわかりました。
卓君が帰ってくるかもしれないですし、どこかから連絡が入るかもしれませんから、おばさんは家にいてください。
僕と優希さんとで卓君は探します。
それで、あと1時間探して見つからなければ、警察に連絡しましょう。
あと、おじさんにも連絡した方がいいと思います」
卓が家を出たときはまだ雨は降っていなかったと思うのよ。
どこかで雨宿りしているだけならいいんだけど。
もし、川にでも落ちていたら……
まさか、誘拐とか……
私が居眠りなんかしなければ……」
母は蒼白だった。
私も聞きながら、背筋が寒くなってきた。
卓。
どうしよう。
どこ行っちゃったんだろう。
一番冷静だったのは岸谷先輩だった。
「お話はわかりました。
卓君が帰ってくるかもしれないですし、どこかから連絡が入るかもしれませんから、おばさんは家にいてください。
僕と優希さんとで卓君は探します。
それで、あと1時間探して見つからなければ、警察に連絡しましょう。
あと、おじさんにも連絡した方がいいと思います」