先輩★内緒の片思い
「パパにはさっき連絡したの。
帰ってきてる途中だったけど、渋滞でまだ2時間くらいかかるって」
「わかりました。
とにかく僕らは卓君を探しに行きます。
おばさんが今まで回った場所以外に思い当たるところはないですか?」
「あとは、ちょっと遠いんだけど図書館とか、川原の公園とか。
でも、子どもの足で歩いていける距離じゃないんだけど」
「じゃあ、とりあえずそれらも行ってみて、入れ違いになった可能性も考えて、おばさんが回ったところももう1度見に行ってみます。
車ですから、1時間で全部回れると思います」
「ありがとう。
それじゃ、お願いします」
母が降りるとすぐに岸谷先輩は車を出した。
「先に遠い方から行ってみよう」
「はい、お願いします」
卓、どうか無事でいて!
私は両手を握り締めて祈った。
帰ってきてる途中だったけど、渋滞でまだ2時間くらいかかるって」
「わかりました。
とにかく僕らは卓君を探しに行きます。
おばさんが今まで回った場所以外に思い当たるところはないですか?」
「あとは、ちょっと遠いんだけど図書館とか、川原の公園とか。
でも、子どもの足で歩いていける距離じゃないんだけど」
「じゃあ、とりあえずそれらも行ってみて、入れ違いになった可能性も考えて、おばさんが回ったところももう1度見に行ってみます。
車ですから、1時間で全部回れると思います」
「ありがとう。
それじゃ、お願いします」
母が降りるとすぐに岸谷先輩は車を出した。
「先に遠い方から行ってみよう」
「はい、お願いします」
卓、どうか無事でいて!
私は両手を握り締めて祈った。