先輩★内緒の片思い
「で、これが終わったら次は何やるんだっけ?」


私が聞くと、真菜香は手帳を取り出した。


「出欠の締め切りが25日だから、その集計を28日くらいにやる予定。
で、口座の通帳記入して出席者の参加費の入金確認。
寄付金も同時に確認。
入金確認できたら、ケータリングの発注。
ケータリングの注文は2週間前までにっていうことだから、10月3日までに注文すること。
お金は当日でいいみたいだけど、注文時に確認した方がいいね。
飲み物の注文はお酒もあるから野田っちに依頼。
そっちは1週間前までに注文と支払いも済ませること。
あとは住所変更なんかの名簿の修正があるけど、これはいつでもいいね。
そんな感じかな?」


「あと、当日の係り決めもしておかないと、だね」


「うん、そうだね。
まず、OB・OGを会場に案内する係。
ケータリングの受け取りと、支払い係。
配達されてきた飲み物の受け取り係。
片づけの分担も決めておいた方がいいかな」


「じゃあ、お金を扱うケータリングは真菜香に頼んでいい?
私は飲み物を担当するよ。
案内は2年の誰かを指名しよう。
片付けは男バレとも相談しないとね」


「ケータリングと案内は了解。
でも、当日優希はフリーでいて全体を見てて欲しいから、飲み物係は1年の誰かにやらせるよ」


< 250 / 388 >

この作品をシェア

pagetop