DEAR...
それから私は
遼
光輝君
祐介君
この三人に呼び出されては、されたれていた。
それと同時に…
「お前のその目はなんだ!」
―バシッ
「お前の服装はなんだ!」
―ドガッ
父親の暴力も激しくなった。
母親は庇ってくれた。
柚は家出ばかりする私を優しく受け入れてくれた。
でも…
おばあちゃんや父親の親戚は私が悪いって…
お母さんの育て方が悪いって言った。
もう…
お母さんと柚と琢磨以外は信じられない。
この三人以外は誰も私の気持ちに気づいてくれない。
だけどね
遼には気づいて欲しかった。
わかって欲しかったんだよ。
三人以外は信じられなかったけど
心の何処かで遼を信じてたんだ。
なのに
遼はどんどん裏切っていくんだね…
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