DEAR...
「…じゃぁな」
ヤることをヤると光輝君はすぐに帰って行く。
私はすぐにお風呂に入り体を洗った。
だけど
何度洗っても気持ち悪さは取れない。
それどころか
「…ッ……うぇ…ゲホッ………ゴホッ」
吐いてしまう…
…―お父さんからの暴力
おばあちゃんからの嫌み
親戚からの嫌み
光輝君との行為
私の体は…
心の底から信頼してる人以外は受け入れなくなってた。
「……ッ…」
お風呂から上がって鏡を見ると胸元には光輝君がつけただろう痕がいくつもあった。
「…ゲホッ……ゴホッ」
何度でも吐いてしまう。
―気持ち悪い
気持ち悪い
誰か助けて…
誰か…
お母さん…
柚…
拓磨…
助けて
遼…
助けて…
.