DEAR...


「…小さぁ」



姫菜の手と自分の手を絡めてみると姫菜の手は小さかった。



「姫…?」

「ンー…」



姫が握り返してきたから起きたかと思ったけど
まだ寝てるみたいで俺は姫の手を両手で包み込んだ



「……ッ…」



姫は涙を流しながら寝ていて制服の袖からは














たくさんの傷痕が見えた

.
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