また君に…
電車の窓から
川を見つめながら
ボーっとする私






改札を出ると
まだ友達の姿わない。









人の流れを見ながら
友達の姿を探す。










遠くの方から
茶髪に制服
ベンチコートに
キティサンを履いた
ガラの悪そうな
女の子が手を振っていた








━─怖い…
でも
私に手を振ってるよーな。
あたしあんな人知らないけど…










その人は
私に向かって歩いていた。









「ごめーん
遅くなったぁ」






笑顔で言う
そのガラの悪そうな
女の子は友達の晴海だった。









変わりすぎた姿に
私はキョトンとし
立ち尽くした。
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