先生×自分
「心配するな」

「ああ…」

まだふに落ちないようだ。大丈夫、心配するな。

あいつを問い詰めなきゃいけない。

「何かあったら私が南を守るから」

「いいや!僕が守る」
「私が!」

言い争う二人を見ながら自分は考えた。
三人の不安、すぐに消してあげるから。絶対にヤクザの姐さんになるもんか。


「さて、帰ったら旅行の話の続きだよ」


まだ決めてなかったもんね。眺めのいいとこがいいなぁ。

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