先生×自分
「さあ、女三人で食事の準備しない?」

「はい!」

「うん!」

よし。男共は…どうしようかな。

皆で作ったら邪魔だしね…

「あんた達は…自分の彼女でも見てな」

見てるだけなら、静かだし。
やることなさそうだし。

早速、エプロンを着て準備をした。
今夜は、沢山作らなきゃね。

7人分か。
今までは、最高5人分だったなぁ。

お父さんが来た時で5人だから。

そんなことを考えていると、いきなり誰かが入ってきた。

「南!ただいま」

「お父さん。おかえり」

なんか慣れたなぁ。毎回、突然帰ってくるし。

お父さんがいきなり抱きしめてきた。

「可愛い♪そして、美依も♪」

美依の頭を撫でながら、自分を抱きしめてる。
早くどかないかな?
「そちらのお嬢さんは?」

「空の彼女の奈々ちゃんです」

笑顔で奈々ちゃんと握手をした。

後ろからは、三人の男共が睨んでいた。
本当に馬鹿だ。
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