先生×自分
「南の服の好みも分からないの?」

お父さんは自信ありげに言った。


「南はスカートが嫌いなんだよ?」

「知ってるよ」

まぁ、何年も一緒にいれば分かるよ。


「…皆。女装してみない?」


ふと自分は思った。皆、綺麗だし…化粧すれば女の子に見えるよ。

「「「はっ!?」」」

似合う気がする。自分より絶対に似合うから。

「女装してくれるなら、旅行中…スカートでもいいよ」

スカートでも何でも来てあげるよ。
まぁ、条件付きだからね。

「どうする?」

きっと答えは揃うね。考えることは同じだ。

「「「着ますっ」」」

やっぱりね。本当に単純。でも、面白いものが見れるんだ。

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