先生×自分
お父さんは、髪の毛の色に合わせたエクステをつけて、薄い水色のカーディガンを羽織り中には白いタンクトップにブルージーンズ。


二人よりもさらに綺麗。なんだ、皆似合うじゃん。

「可愛いじゃん」

「マジ?やっぱイケてるよなぁ」

要は鏡の前に立って女の子らしく振る舞った。

お父さんはノリノリで自分の隣にやって来た。

「どう!?」

「可愛い…ていうか美人」

肌綺麗。男って絶対に分からないよ、これ。

よーし、次は木田先生か。

「で?南は?」

「その姿で旅行行くならいいよ?」

その格好ならナンパされるのは男だけだから。
安心、安心。

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