先生×自分
†奈良†
「やっと着いた!」

ぞろぞろと降りると、周りが騒ぎだした。

「カッコイイ…」

その一言で理解をした。そうだ、皆…要以外は皆カッコイイのかな?

「人が多いねぇ」

お父さんは周りを見渡しながら言った。
まぁ、休みだしね。
「南、迷子にならないように手繋ごうか」

「迷子にならないんだけど…」

「いや、私が迷子になるかも。初めてだから」

仕方なく手を繋いだ。
…繋ぎ方がおかしいかも。これって恋人繋ぎでしょ。

「それずりぃ!俺も」

そう言って後ろから抱き着いてきた。

邪魔っ!
< 172 / 353 >

この作品をシェア

pagetop