先生×自分
「ありがとう」

それは自分のセリフだよ。
こんなにも楽しくなるなんて思わなかった。

「南っ、流れるプール行かねぇ?」

「…その前にさ、勝負しない?」

「勝負?」

「誰が一番、かっこよく泳げるか」


なんて言えば、皆は必死になってかっこよく泳ごうとするだろう。

そんな姿、絶対面白いはず。


「優勝したら?」

「一つだけ何でも聞いてあげるよ。どうする?」


案の定、皆がそのゲームに参加。

これなら、しばらく退屈しないだろう。

< 235 / 353 >

この作品をシェア

pagetop