先生×自分
この人の変わった所なんて一つもない。性格も、全くだ。

「それより遊びに行ってもいい?」


はぁ?絶対、何があっても来させないし。
阻止してみせる。

「じゃ、これから行こうか」

「おい、溝川。お前、ふざけんなよ」

要が溝川の前に立って、睨んでいた。

さすが要。男らしいな、今だけは。

要は、溝川が嫌いみたいだ。自分と同じで大嫌い。

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