先生×自分
「次はイギリスだ」

「その前に、仕事をちゃんと終わらせてからね。すぐサボるんだから」

お父さんにキツイ一言を言ってから自分の隣に来た平次。


「仕事、仕事って…じゃ、少しは手伝ってよ」

「父さんの仕事なんだから」

「…じゃあ、今日から家で仕事する」

「は?」

「家にはたまにしか行けないんだ。ということで、明日から家で仕事する」


明日から…また厄介な人が増えた。

要も厄介だけれど、さらに上がいた。

お父さんは、自分の隣に来て耳元で囁いた。


「明日から、毎日会えるよっ!」


いや、別にって感じ。
とりあえず、静かにしてて。

< 250 / 353 >

この作品をシェア

pagetop