あべこべ
モデル
「あのっ・・・」
人気のないところでお決まりの最初の言葉
「なに?」
「あの、私先輩のことが好きなんです!付き合ってくれませんか?!」
――――オチタ
「・・・ごめんよ」
女の子の顔が曇った
「俺、今そんな余裕ないんだ・・・でも最高の友達でいてくれるかな?」
俺は手を差し伸べた
「はぃ!無理言ってすみません、これからもよろしくお願いします」
女の子は笑って去って行った