あべこべ
モデル


「あのっ・・・」

人気のないところでお決まりの最初の言葉

「なに?」

「あの、私先輩のことが好きなんです!付き合ってくれませんか?!」

――――オチタ

「・・・ごめんよ」

女の子の顔が曇った

「俺、今そんな余裕ないんだ・・・でも最高の友達でいてくれるかな?」

俺は手を差し伸べた

「はぃ!無理言ってすみません、これからもよろしくお願いします」

女の子は笑って去って行った

< 1 / 11 >

この作品をシェア

pagetop