あべこべ


「あ、ああもちろん!これからお世話になるのに、当たり前だろ?」

「なら、いいよ」

俺は許可した

「と、言うわけわかった?司さんよぉ」

「あ、はい、わかりました・・・あの、でも一つ疑問が」

「なに?」

「なぜ、あなたは男装を?」

兄貴は2つ目のスナック菓子を開けた

「知りたいか?」

「は、はぃ・・・」

「誰が教えるかっ!糞マネージャー!」

「ねぇねぇ~!司ぁ~!明日からどうしよぉ!」

本題はそれ

「・・・あの・・・海斗・・・さん―――」

「海斗君だ!!!」

「海斗君!やってくれますか!!」

「却下だ」

空気が重くなった

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