あべこべ
仕事


「おい、司!!コーラ買って来いよ、コーラ!!」

「はいはい。」

数分後

「ちょっ!!お前、缶じゃねーか!!瓶かってこいや、瓶!!」

「いまどき、瓶なんて売ってないって!!!」

「うるせーーーー」

「分った分った。」

司は出て行こうとした。

「もう、いいよ!缶で、役立たず!!カス!!!」

「はぁ。」

ピリリリリリリッ

司の携帯が鳴る。

ピッ

「はい。あ、美由紀さーん。早く、戻ってきてくださいよぉ。」

『ん?今ねー?どこ居ると思う?』

「へ?どこって」

なぜか、向こうの方はザワザワしてる

「・・・?」

『はぁ、わかんなーい?正解は。学校。』

「へぇー、学校に居るんですか。」

「んぁ?あの馬鹿、学校に居るの?」


・・・・・・?!


「「はああああぁあああ?!学校?!!!!!」」

「ちょっ!モデルってばれたらどうするんですか!!」

「いやいや、問題そこじゃねぇから!!おい、貸せ!」

俺は司から無理やり携帯を取った。

「おい、こら、糞ぼけ兄貴!!!なにやってんだ?!あ゙!!」

『あ、海斗~。そっちはどう~?』

「ん?あぁ、まぁまぁ。って?!そうじゃなくて!なにやってんだよ!」

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