モOR∃ゲーム
1章
カーテンの隙間から、漏れている眩い光が視界を襲う。
「ふぅ~。もうこんな時間か…」
軽く両手を伸ばし、坂村 茂樹(サカムラ シゲキ)はベッドから出る。
7時00分。
ボサボサの髪の毛を手でくしゃくしゃとする。
いつも通り、携帯を開き、メールのチェックをする。
「新着問い合わせと…2通着てるのか。」
1通目は登録していないアドレス。
『20年前、病院で』
と、無題で書かれている。
どこから見ても、迷惑メールだ。
無料ゲームサイトに登録したときにでも流されたのだろうか?
もう一つのメールを開く。
こちらも登録していないアドレスからだ。
「健介からか。」
大崎 健介(オオザキ ケンスケ)は、小学校からの知り合いで、
高校生になった今でも同じ学校、いわいる腐れ縁だ。
「ふぅ~。もうこんな時間か…」
軽く両手を伸ばし、坂村 茂樹(サカムラ シゲキ)はベッドから出る。
7時00分。
ボサボサの髪の毛を手でくしゃくしゃとする。
いつも通り、携帯を開き、メールのチェックをする。
「新着問い合わせと…2通着てるのか。」
1通目は登録していないアドレス。
『20年前、病院で』
と、無題で書かれている。
どこから見ても、迷惑メールだ。
無料ゲームサイトに登録したときにでも流されたのだろうか?
もう一つのメールを開く。
こちらも登録していないアドレスからだ。
「健介からか。」
大崎 健介(オオザキ ケンスケ)は、小学校からの知り合いで、
高校生になった今でも同じ学校、いわいる腐れ縁だ。