モOR∃ゲーム
「そろそろ修学旅行だな~」

改札を通ったところで健介が言った。


「あぁ」

「なんだよ?その素っ気ない返事は!?」

「別に?修学旅行なんて無くてもいいだろ?」

「ん?解説プリーズ」

茂樹は階段をコツコツと上りながら答える

「この日常が好きなだけだよ」

「真面目モードかよ。修学旅行はいいぞう。新しい出会いが
「ねぇよ」

茂樹は口を挟む。

「お前は真奈美がいるかもしれないけどなぁ。俺は

「はいはい。」


こんなやつに朝から付き合ってると疲れる。

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