平和祈念作品集

日本だって、
戦いを繰り返してきた。
だが、
広島と長崎に
原爆が落とされ、
主要都市に
爆弾が落とされ、
あの大戦が終わった後で
気付いたのだ。

「戦争をしてはならない」

だから、
「戦う」ための
軍隊は持たないし、
自ら戦いに
赴くこともない。

そんな日本が
他の国の求めに応じて
救援を行うとするならば、
「金」を出すか、
「自衛隊」を出すか、
どちらかしかできない。
「金」を出せば、
他の国から非難される。
「自衛隊」を出せば、
国民から非難される。
それでも、
何かをしなければ
国際社会から
取り残される。
苦渋の決断…と
言いたいところだが、
そうなる前に
できることが
あったのでは
ないだろうか。