パツ☆キン!
街の美容室。

そんな表現がピッタリの

イマイチ冴えない店に入って。


「バリバリの金髪にしてください」


俺は、言ってやった。

この日の為に

しばらく髪切らないで伸ばしてたんだ。


以前のマジメなオーラ満開の髪形は

引っ越しが決まった半年前から伸ばして

イイ感じに伸びてきてた。



1時間後…。


「こんな感じでどうですか?」


美容師さんが鏡を見せる。

全体的にバリバリの金髪。


イイ!!!

「おっけです」

そう言うと、俺は。


代金を払い、店を出た。
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